東京スカイツリーと伝法院通り

投稿日時 2010-05-18 | カテゴリ: 関東青連ニュース


東京スカイツリーと伝法院通り〜関東青連4月例会〜

 ◆2010年4月10日(土)◆


好天に恵まれた4月10日 まず建設中のスカイツリー前に集合。
建設中とはいえすでに日本一の建造物 す すごい!
東京タワーの三角形の形に比べ独特のパイプを網目にした様な透明感のあるフォルム・・・・しかし近くで見ると迫力のある力強いタワー スカイツリー素敵。 
よくわからない表現になってしまいましたがそこには、日本一の仕事が行われている現実と、それを見に来ている人たちの興奮があり、そこは強力なパワースポットでした。
皆様にもぜひ足を運んでほしいと思います。
それから人力車にてつかの間観光を楽しみ、浅草へ。

 

 

伝法院通りでは講師の観光まちづくり協議会の松本事務局長に通りを案内をしていただいた後、お話を伺いました。
浅草の仲見世通りと直角に交わる伝法院通りを活性化させるために、東京都と台東区から支援が受けられると聞き数ヶ月で商店街の人々の同意を得て事業を成功させたお話です。
各店舗のファサードの統一化。具体的には瓦屋根・オーニングテント・看板(屋根面と袖看板)2階までの壁面の装飾などを工事し、さらに随所にストーリーを持たせたしかけを設置。
ねずみ小僧がいたり、落語の一句を看板にしたり、夜、店を閉めたあとにもシャッターに描いた絵で通行人を楽しませるなど 歩く人を増やし、寄り道させるそんな工夫をしたそうです。

  

 

 

現在、改装工事をする前より売り上げが伸びた店舗が4割以上と大成功を収めている伝法院通り商店街。
町並みを活性化するために助成金が出る事業をうまく利用した商店街、その事業を商店街の人たちをまとめ中心で活躍された松本氏。
そして忘れてはいけないのがサイン業社を含めファサードを工事した業者の協力でした。
昨今、100年に一度の大不況と言われている時代ですが、町に訪れる人の喜ぶ姿とそこに暮らす人(働く人)たちとの接点を生む仕事、サイン業。
もう一度何が出来るか 何を産み出せるか 考える時ではないでしょうか?
関東青連の4月例会とても楽しく意味のある時間になりました。     
 
あとがき
残念ながら伝法院通りの工事に使われたサイン関係はほぼ中国生産だという話しがありました・・・・・・・がんばろうぜ日本!          【レポート:大峰(ジャンケン仮面)】

 






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